使い捨てほ乳ボトル

　龍ケ崎市は、災害時の子どもの安全と安心の確保を目的に、災害時に離乳食としても使用可能な粒のないフレーク状の
おかゆ(1歳～2歳児及び70歳以上対象)を約800人、3日分相当(約7000食)災害用備蓄品として用意している。

　新潟県中越地震の被災地の声をヒントに製品化された物で、ライフラインが寸断された中で、水さえあれば、
すぐに食べることができる。
食品衛生法に定められた特定原材料(卵、小麦など)は一切使用しておらず、生産ラインでの混入を心配する必要がない商品だ。

　同市は0歳児を対象とした粉ミルクと使い捨てほ乳ボトル(0歳児対象)も用意。ミルクアレルギー対応品も含まれている。
ほ乳瓶は洗ったり消毒する必要がなく、こどもの成長や体調に合わせて、ミルクの吸い出し量が3段階に調節できる。

　この他に、食物アレルギーの原因食材を使用しないようかん、非常用炊き出しご飯、乳幼児用の紙おむつ、おしり拭き用品
などもそろえている。
同市危機管理室は「今後も市民の声を参考に、備蓄品をそろえていきたい」と話している。

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