生肉を食べたあと、男性の小腸に付着する6.2mのサナダムシが医者によって発見されました。
普段から生肉を好んで食べている男性の体内に成長している
およそ6mのサナダムシがいることが、新しく発表された報道により明らかにされました。
ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン（NEJM）の症例報告によると、
この中国中部に住む38歳の男性は激しい胃の痛みを訴えて病院に行ったそうです。
彼は当初は思い当たることは何もなかったが、
普段の食事の一環として牛の生肉を好んで食べていることを医者に話し、
検便で見つかった寄生虫の断片を持ってきました。
嘔吐、体力の低下、体重の減少を含む彼の症状は、医者に行く３日前に始まりました。
医者が顕微鏡でサンプルをチェックしたあと、この感染体はサナダムシだと診断されました。
医療スタッフは男性の小腸に付着していたこの寄生虫が
ここまで成長するには少なくとも２年間は彼の体内にいたに違いない、
と考えています。このことは身体的、感情的、財政的に彼の心身を疲れさせました、
と報告の共同執筆者のジエン・リーさんはLive Scienceに語っています。
この男性を診断したシイエン市にあるRenmin病院の伝染病科のリー医師によると、
中国中部ではサナダムシの感染症はまれだそうです。
サナダムシの感染症は一般的には発展途上国で見られ、英国ではまれであると、
イギリスの国営医療制度のNHSはウエブサイトで説明しています。
サナダムシの卵は、小腸に移動し腸壁に付着することもある、と専門家は言っています。
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