16日、北朝鮮の最高裁は、アメリカ人学生のオットー・ワームビア氏に‘敵意行為を働いた’とし
懲役15年の重労働が科せられる判決を言い渡されました。
北朝鮮報道局によりますと、ワームビア氏は北朝鮮滞在中の1月に
ピョンヤンのホテルの政治のスローガンが書かれた看板を取り外し、
アメリカに持ち帰ろうとしたそうです。その時彼は5日間のニューイヤーズツアー中であったとのことです。
終身刑の罪が問われていましたが、最高裁はそれよりも軽い刑罰にすることに可決しました。
人権擁護団体は、この15年の懲役は法外であり、憤慨するほどの許されるべきではない判決であると訴えていますが、
北朝鮮は別の見解を持っているようです。北朝鮮は、‘オットー・ワームビア氏の犯した罪は深刻で重罪に値する。’
と見ています。法廷でワームビア氏は、
“妹と弟が私を必要としている。本当に最低の間違いを起こしてしまいました。”
“本当に心から反省しています。”
“私は、誰でも間違いを起こしてしまうただの人間の1人です。”
“本当に許してください。私のためではなく、私の家族の為に・・・。”
と涙しながら訴えましたが、更なる減刑には至りませんでした。
北朝鮮は他にも罪を犯した外国人を拘束しており、彼らをアメリカなどとの取り引き材料にして、
関係国に揺さぶりをかけることも予想されます。


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