1: リバースネックブリーカー(宮城県【21:23 宮城県震度2】)@無断転載は禁止 2016/05/16(月) 21:37:26.59 ID:x5dDu4rZ0● BE:601381941-PLT(13121) ポイント特典
仙台市泉区の「仙台大観音」を拝観に訪れる観光客がじわじわ増えている。25年前の建立当初に
一時ブームにはなったが、一方で市民からは「不気味だ」などと言われ続けてきた。近年は外国人も
訪れる観光スポットに。何が人を引きつけるのか。観音像のすぐ近くで育った記者が初めて訪ねた。
(報道部・保科暁史)
<牡鹿半島まで一望>
長年大観音を見てきたが、中に入ったことはなかった。地上68メートルまでエレベーターで昇る。
観音像の胸の辺りの展望窓からは、市中心部だけでなく、遠く牡鹿半島や奥羽山脈などが一望でき、眺めは最高だ。
胎内の構造を見て驚いた。約60メートルの吹き抜けが広がり、らせん階段で12層に分かれる。
各層の中央部には計108体の仏像が照らし出され、異世界のような雰囲気を醸し出している。
平日でも拝観者が続々やって来るのにも驚いた。友人3人と訪れた東北文化学園大4年の高橋春華さん(22)=岩沼市=は
「いつか来てみたいと思っていた。迫力に圧倒されたし中の仏像もすごかった」と語る。
すぐ裏手にあり、大観音を所有、管理する大観密寺を訪ねた。寺の集計によると、胎内に入った拝観者数は、
2015年度は約1万8000人。前年より約4000人増え、5年前に比べると倍増したという。
<海外番組でも紹介>
住職代理の「院大」を務める鈴木興相さん(68)は「昨年、国内の人気バラエティー番組で紹介されたのがきっかけ。
仏像や巨大建築物のブームもあるようだ」と分析する。
海外のテレビ番組でも取り上げられ、最近はタイや台湾などの外国人旅行者も訪れることが増え、寺は英語と
中国語の表記があるパンフレットを用意した。
鈴木さんは建立当時、県内の別の寺にいた。「あんなでかいのを建てて、いつか後悔するぞと思っていた」と
笑う。住民感情もさまざまだったが「今は世代も変わり、いい意味で『見慣れた』。受け止め方は変わってきた」と言う。
地域のシンボルとして慕う住民もいる。大観音と隣接する中山吉成地区で町内会長を務める小原三喜雄さん(67)は毎日、
観音像の周囲を歩き、写真を撮り続ける。「季節や天気だけでなく、自分の精神状態によっても観音様の表情は違って見える」と語る。
観音像をよく見ると、汚れが目立つ。15年前に1度だけ塗装した際には約1億円がかかった。鈴木さんは
「観光客がもっと増えて、またきれいに塗りたいね」と願う。
青葉城跡のような歴史や由緒はないが、その圧倒的な迫力はほかにない強み。外国人客が増えているのも分かる気がした。
<仙台大観音>大規模宅地開発を手掛けた旧双葉綜合開発(仙台市)が1991年、仙台市泉区実沢に建立。
2002年から大観密寺が所有。高さは市制100周年にちなんだ100メートル。国内の仏像で牛久大仏(茨城県牛久市)に
次ぎ2番目で、観音像では最も高い。高校生以上は、お札(500円)を購入して拝観する。
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201605/20160516_13055.html
一時ブームにはなったが、一方で市民からは「不気味だ」などと言われ続けてきた。近年は外国人も
訪れる観光スポットに。何が人を引きつけるのか。観音像のすぐ近くで育った記者が初めて訪ねた。
(報道部・保科暁史)
<牡鹿半島まで一望>
長年大観音を見てきたが、中に入ったことはなかった。地上68メートルまでエレベーターで昇る。
観音像の胸の辺りの展望窓からは、市中心部だけでなく、遠く牡鹿半島や奥羽山脈などが一望でき、眺めは最高だ。
胎内の構造を見て驚いた。約60メートルの吹き抜けが広がり、らせん階段で12層に分かれる。
各層の中央部には計108体の仏像が照らし出され、異世界のような雰囲気を醸し出している。
平日でも拝観者が続々やって来るのにも驚いた。友人3人と訪れた東北文化学園大4年の高橋春華さん(22)=岩沼市=は
「いつか来てみたいと思っていた。迫力に圧倒されたし中の仏像もすごかった」と語る。
すぐ裏手にあり、大観音を所有、管理する大観密寺を訪ねた。寺の集計によると、胎内に入った拝観者数は、
2015年度は約1万8000人。前年より約4000人増え、5年前に比べると倍増したという。
<海外番組でも紹介>
住職代理の「院大」を務める鈴木興相さん(68)は「昨年、国内の人気バラエティー番組で紹介されたのがきっかけ。
仏像や巨大建築物のブームもあるようだ」と分析する。
海外のテレビ番組でも取り上げられ、最近はタイや台湾などの外国人旅行者も訪れることが増え、寺は英語と
中国語の表記があるパンフレットを用意した。
鈴木さんは建立当時、県内の別の寺にいた。「あんなでかいのを建てて、いつか後悔するぞと思っていた」と
笑う。住民感情もさまざまだったが「今は世代も変わり、いい意味で『見慣れた』。受け止め方は変わってきた」と言う。
地域のシンボルとして慕う住民もいる。大観音と隣接する中山吉成地区で町内会長を務める小原三喜雄さん(67)は毎日、
観音像の周囲を歩き、写真を撮り続ける。「季節や天気だけでなく、自分の精神状態によっても観音様の表情は違って見える」と語る。
観音像をよく見ると、汚れが目立つ。15年前に1度だけ塗装した際には約1億円がかかった。鈴木さんは
「観光客がもっと増えて、またきれいに塗りたいね」と願う。
青葉城跡のような歴史や由緒はないが、その圧倒的な迫力はほかにない強み。外国人客が増えているのも分かる気がした。
<仙台大観音>大規模宅地開発を手掛けた旧双葉綜合開発(仙台市)が1991年、仙台市泉区実沢に建立。
2002年から大観密寺が所有。高さは市制100周年にちなんだ100メートル。国内の仏像で牛久大仏(茨城県牛久市)に
次ぎ2番目で、観音像では最も高い。高校生以上は、お札(500円)を購入して拝観する。
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201605/20160516_13055.html
引用元: ・【宮城】 仙台大観音が人気! 「不気味」と言われ25年、今では観光スポットに! [無断転載禁止]©2ch.net
【 仙台大観音が人気! 「不気味」と言われ25年、今では観光スポットに!】の続きを読む