生後6か月の子猫のティリーは、首が45度に傾いているため、いつも困った表情をしているように見えます。
一見可愛らしい仕草ですが、シドニーの王立動物虐待防止協会（RSPCA）ニューサウスウェールズセンターの獣医師は、
これはひどい虐待による外傷の後遺症だと言います。
里親募集中のティリーの世話をしている、里親コーディネーターのハナ・バーフィットさん（29）によると、
ティリーの元の飼い主は不明で、捨て猫として連れてこられた際には、耳に出血の跡があり
目の焦点も定まっていないひどい状態だったそうです。
その時すでに手術もできない状態だったため、様々な検査や抗生剤による治療を行なっても、
首が傾いたままになってしまったということです。
それでも、ティリーは活発な子猫で、他の2匹の猫とじゃれあって元気に遊んでいるということです。










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